“回復”のサポート

積極的に“回復を図るかどうかで、実は大きな差が出る。そして、 そのことが意外に見逃されているといいます。クライアントに対して“回復のサポートもすることが大切という)

トレーニング効果があがらないというとき、原因はいろいろ考えられるわけですが、見逃されがちな一つが、回復がうまくいっていないということです。そこで失敗している人はけっこういるでしょうね。スポーツの練習を毎日行っている人たちがたくさんいますが、十分に回復しないうちに次の日の練習を行うと 、練習の質がどうしても落ちてしまいます。ランニングであれば、ランニングの質が落ちることになるし、ウェイトトレーニングであれば、やはりその質が落ちてしまいます。質の低いトレーニングをすることになるわけですから、当然、トレーニング効果はあがらないということになります。回復がうまくいっていないということは、トレーニングするキャパシティーがなくなっている状態だと考えることができます。

本人は頑張ってやっているわけですが、頑張ってこなせるレベルが知らす、知らず、低くなっているということです。いい換えれば、質の低いトレー ニングを繰り返し行っているということです。“回復がトレーニングの質に影響を与えているわけです。

ですから、 トレーニング指導者はもっと回復のところにも目を向けて、選手やクライアントをサポートすべきだと思います。回復がうまくできていれば、もっとトレー ニングの“密度を上げることができる可能性があります。十分な回復をつくることが、トレーニングの密度を高くするわけです。 トレーニング効果をあげるためには、確かに密度の高いトレーニングをする必要があります。

トレーニングの密度を上げるために、 充分な回復が必要だということです。ハードにトレーニングすればするほど、回復が重要になります。ですから、 トレーニング指導の一環として回復をとらえておくべきです。トレーニング効果をあげるために、 トレーニング指導者はもっと積極的に回復のための対策をたてたほうがいいです。